APIとは何か

Processingで使用できる命令や関数のことです。例えば今まで四角形を描いてきました。 rect(50,50,100,100)という風にカッコの中の値を変えるだけで好きな座標で好きな大きさの四角形を描くことができました。 私たちはこのrectという命令が内部でどういう処理をしているかはわかりませんが、rectと書くことで図形の描画を行うことができます。 rectのようなものをProcessingのAPIと呼んでいます。APIは「特定の機能を持った部品」と考えましょう。 必要なAPIを探し出し組み合わせるだけで、凝ったプログラムを作ることができます。

ProcessingのAPIリファレンス

ProcessingのAPIリファレンスはコチラで確認することができます。 全て英語表記になっていて初心者には少し抵抗があるかもしれません。 そこで有志が一部日本語訳してくれたリファレンスがコチラにあります。 このURLをブラウザで開いてください。以下のようなページが表示されます。


ずらっと英字が水色のリンクで表示されています。この1つ1つがProcessingのAPIになります。 先ほど取り上げたrectも表示されています。各リンクに対して見出しがそれぞれ表示されています。例えば「構造」や「色」など。 自分が求めている大まかなジャンルのようなものをこの見出しから選び、各リンクを開いて目的にあったAPIを探します

試してみる

例えばプログラム作成中に「数秒だけ処理を止めたい」というときがあるでしょう。 そういったAPIがあるので使ってみます。 時間を止めるということは見出しで言えば、「構造」や「制御」にあたるのかな?となんとなくイメージします。 まず「構造」の見出しから、それっぽい名前のものを探してみます。delayという命令を見つけました。 delayは英語で遅らすという意味です。delayをクリックしてみましょう。

以下ページの説明になります。必要なところだけをピックアップしました

  • Name…APIの名前
  • Exmple…そのAPIを使った例
  • Description…APIの機能説明
  • Syntax…記述方法
  • Parameters…単位や型

Descriptionを見ると「プログラムの処理を指定された時間だけ強制停止します」という説明が記述されています。 「数秒だけ処理を止めたい」というニーズを答えてくれそうです。次にSyntexを確認します。

delay(milliseconds)

Syntexは実際の記述方法です。delayのカッコの中にはmillisecondsと書いてあります。 millisecondsとは何でしょうか?それはParametersに記載されています。

Parameters milliseconds int:specified as milliseconds
(there are 1000 milliseconds in 1 second

ここは翻訳されていませんが、Parametersでは先ほどのSyntaxに記述されたパラメータがどういったものか説明しています。 簡単に訳すと「値はmilliseconds。int型。1000millisecondsは1秒のことです」と書いてあります。 つまりdelayのカッコの中に5000と記述すると5秒を意味するということがわかります。 このAPIの場合だとDescriptionに「停止時間は1000分の1秒で指定します」という風にも書いてあるので SyntaxやParametersはあまり見る必要はないのですが、どういった型で値を指定するかが表記されているため、確認するようにしてください。 また、APIによって説明項目が多少違うこともありますが、基本を押さえておけばなんとかなるはずです。

いかがでしたか?APIはProcessingで様々な表現をする上で必要なものです。 リファンスを見てもわからないこともあるかと思いますが、 サンプルプログラムも記述されているので少しずつ使い方を覚えていきましょう。

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